認知症の親を面倒見られなくなって施設に入れた罪悪感はいらない

query_builder 2024/10/06
大人 介護
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認知症の両親の世話をしていたけど

面倒見きれず

介護者である自分の余力がまだあるうちに

施設入所を決めた友人がこう言います。


『施設に入れたことに後ろめたさがあったけど

そこまで思わなくてもいいのかな?』


もちろんです

その時にあなたが出した結論は

精一杯考えた末の結論だったと思います


そして案外

親も施設に入ることで

子どもたちに自分の介護をさせないですむと

気が楽になったかもしれないのです



入所者さんは

いろいろな事情で施設に来られます

その中で

ご本人が『入りたい』と入所してくる人は

ほとんどおられません


そしてたいていは

『家に帰りたい』と仰られながら

施設か病院で亡くなられます



ところで

ご本人が仰る『家』とは何を指すのでしょう?


ご本人の話をよく聴いていくと

現実としての『家』ではないことに気が付きます


近所付き合いができて知り合いが時々来るような家

好きなものを自分で作って食べられる家

近くに買い物に行ける家

洗濯や掃除などが自分できる家・・


でも

家でそのようなことができなくなったから

施設入所になったのです


そう考えると

ご本人が言う『家』は

すでに現実では叶わない『家』なのです


それを少しでも施設で体現できるよう

ケアマネや施設職員は工夫します


そのために

家族さんに家での様子や好きな事などをお聞きします


好きなものが部屋にあって

他の利用者やスタッフと話ができて

時々は自分の好きなものが食べられて

やることがあって

そこにいる役割もあるように


家族さんにも

ご協力をお願いしています


時々来て話をする

一緒に好きなものを食べる

一緒に散歩する

一緒に音楽を聴く

一緒に写真を見る など


施設に入ったら終わり、ではありません

そこからが、ご本人の新たな人生の始まり


おそらくは”終の住処”になるであろう施設

そこがご本人にとって安心できる『家』になるように

家族さんが

ケアマネや施設スタッフと共にできることはたくさんあります

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