夏に厚着している認知症の親を見たら無理に脱がせず室温を下げよう

query_builder 2024/09/19
大人 介護
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9月になってもまだまだ暑いですね。

認知症の高齢者は、夏でもダウンを着ていたりします

そんな時

『なんでそんな格好してるの!?』と言いたくなりますよね

当然です、ただでさえ熱中症が心配されるのに

そして脱がそうとするとめっちゃ抵抗されます

まるでそのダウンが身を守る鎧かのように

そんなときは、無理に脱がせず室温を下げましょう


私が担当していた利用者さんにも

そのような方たちがおられました。


・一年中全身白しか絶対に着ない人

・一年中同じ黒いベストを着る人

・一年中同じグレーのダウンを着る人


なぜか色へのこだわりも強い方も多いように感じました

おそらくカタチよりも

色や着心地・触り心地で覚えておられたのでしょう

それを着た時の安心感を求めていたのだと思います


そう考えると

ただの”服”ではなくて

その人の心身を守る安心材料=お守りなんですね


施設で訪問理容が来られる時に

利用者さんにお声かけするのですが

『絶対に切らない!!!』と仰る

80代の長髪の女性がおられました


その方がこんなことをおっしゃいました

『私はもう何にも持ってない、あるのは髪の毛だけ

髪の毛を触ると安心する

だから絶対に切りたくない』


これを聞いた時、ガクゼンとしました。

そうか、この人にとっては髪の毛が唯一

自分の存在を確認するものだったんだ・・


ダウンやベストを一年中着ている人も

同じような気持ちがあったのかもしれません


日々、喪失体験を重ねている認知症の方たち

私たちが想像している以上に、

精神状態は過酷なのだと想像します


その立場になってみなければ

絶対にわからない心境なのでしょう


でも、少しでも気持ちが想像できたら・・

きっと優しくなれます。

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