認知症の親に時にはイライラをぶつけてもいい

query_builder 2024/09/04
介護
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『親に1日でも長く家で暮らさせてあげたい』

そう思って真摯に介護されている家族さんに

ケアマネとしてたくさん出会ってきました。


その度に

『私には絶対できないな。

なんでそんなに優しくなれるんだろう? 何が彼女(彼)をそうさせているんだろう?』

という疑問がありました。

子育てと違って将来の見通しが明るくない介護、 それを毎日しているのですから。


でも、もしあなたの本心が悲鳴をあげているのなら

親がアルツハイマー型認知症という病気でも

あなたのイライラを 時には親にぶつけてもいいんです。


いい子で居続けることはありません。

あなたは今まで十分にいい子で頑張りました。



長男だから、長女だから、という義務感

親には世話になったし恩を返したい

自分のことを心底愛してくれたから

親には苦労させられた、ひどいこともされた

だけど今は自分より弱くて 自分が世話しなかったら誰もする人がいない


『親子が逆転したと思えばいいんだ』 そうおっしゃった家族さんもおられました。


一方私は

両親が歳をとって介護が必要になったときも 遠く離れて暮らしていたので

直接関わらずにすんでラッキーだと思っていました。

私は小さい頃から両親に対しての怒りがずっとあり、

でもそれを親にぶつけたことは一度もありませんでした。

『どうせわかってもらえない』

そう思って心を閉ざしていたのです。


父はすでに亡くなっており 母は入院中。

今思うと、希薄な親子関係だったと思います。

母はどう思っているかわかりませんが

認知症が進んだ今、会話の端々に出てくる言葉に、

私とは全く違う捉え方をしていたんだなと、

今さらながら驚きます。


私は父と母の人生をほとんど知らない

どんな人だったのかも多分ほとんど知らない。



それを思うと

今、親に向き合っている家族さんの毎日は

とても充実していて貴重な時間だと感じます。

そして、現実から逃げないで今まで頑張ってきたご自分を褒めてほしい。

と同時に 『いい子であり続けないでいいんですよ』と伝えたい。

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